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エタノールで水虫は除菌できる?

エタノールは除菌用ウェットティッシュなどにも使われていて、皮膚にもそれ程害がないことから消毒、殺菌に用いられています。結論を言えば、エタノールは白癬菌などの真菌の殺菌、除菌には一応有効といえます。住宅内にカビが生えたときもエタノールを使って除菌、殺菌出来ます。同様に水虫の人の患部には白癬菌がいますから、エタノールで菌を殺すことは可能でしょう。しかし水虫の人の場合、白癬菌が皮膚の内部の角質層まで入り込んでいることが考えられますから、エタノールで皮膚表面を殺菌することは可能でも、皮膚内部に入り込んだ白癬菌を除去することは難しいといえます。それにエタノールは揮発性が高いため、皮膚の水分まで奪ってしまい、長期使用するとかえって皮膚を傷めることにもなるでしょう。ですから水虫を治したいのであれば、専用の治療薬を用いた方が良いといえます。もし患部にエタノールを用いてかゆみやかぶれが起きたことがある人は使用を中止した方が良いかもしれませんね。水虫の原因菌である白癬菌はカビやキノコと同種の真菌ですから、強力な殺菌薬を使用すると人間の細胞まで破壊してしまう危険性があります。ですから水虫治療薬も1度や2度使っただけでは完全に菌は死滅せず、通常は2,3か月使用を続けないと水虫は完全には治らないようです。1,2週間使えば症状は大分改善するようですが、完治するには治療薬を使い続けなければなりません。水虫治療にエタノールを用いるのを止めはしませんが、根本的な治療にはならないと考えておきましょう。